PCB含有調査及びX線装置の撤去作業その1
動物病院で使用していたX線装置の撤去及びPCB調査
作業内容について
医療機器メーカー様よりX線装置の撤去処分及びPCB含有調査のご依頼を頂きました。先ず、制御器及び本体より調査対象になるコンデンサを6つ外しまし、型番を調べたところ、1つだけ高濃度PCBが使用されていることがわかりました。すぐに行政への届出をし、JESCOへ機器の登録をしました。その他のコンデンサについては1つが微量PCBで4つが不含有でしたので、微量PCB機器を無害化処理施設へ搬入し不含有の物は通常の産業廃棄物と併せて処分しました。
高濃度PCBを使用しているコンデンサ
発生器及びX線管球の絶縁油を採取し分析した結果、不含有であったため通常の産業廃棄物として処理しております。また、今回は発生装置の中にコンデンサを使用している可能性があったため、蓋を開けて中を調査しました。
画像の通り、コンデンサは使用されてませんでした。